初回起動時
- ユーザ名,パスワードは特別なもの.
- AppleIDは研究室のIDを「PC関係(ソフトウエアライセンスなど)」という緑色のファイルを見て入力.
システムの基本設定
- 各種アップデート
- アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。
- 基本的な設定
- システム環境設定の共有でマシン名を適切につける
- IPアドレスは固定,DNSも適切に設定する.
サーバー機能のインストールと設定
- ファイル共有の設定
- Publicフォルダをシステムルートに作っておく.
- (重要)システム環境設定の「共有」でPublicとUsersを共有開始するが,この時言語環境が日本語のままだと,Usersフォルダが「ユーザ」という日本語名で共有されてしまい,クライアント側で smb://hostname.inaba-lab.org/ユーザ としないと接続できない.その上,このあとのOpenDirectoryのユーザ設定でhome directoryや共有ポイントURLに日本語が入れられないのでクライアントでログインしてもホームがマウントされない事態になる.
- ということで,まずシステム環境設定の「言語と地域」でEnglish を追加して最優先にしておき,再起動して,英語モードで共有設定でPublicとUsersを公開する.
- Server.appのインストールと設定
- mac App Storeに研究室AppleIDでサインインして Server.app (5.6.3)をインストール
- メニューから高度なサービスの中のOpen Directoryを表示させ,サーバーを管理者diradmin,適切なパスワードで追加する
- ユーザを「ローカル・ネットワーク・ディレクトリ」として追加していく.ホームフォルダは一旦「ローカルのみ」を選んでOKし、Usersフォルダにアカウント名のフォルダを作成させて、そのあと、もう一度ユーザを編集で、ホームフォルダとして新規ネットワーク・ホームフォルダでUsersを選ぶ。二人目からは。まずローカルのみを選んで、そのあとはUsersが選択肢に出てくる。optionキーを押しながらアカウントをクリックして出てくる「詳細オプション」で、共有ポイントURLの先頭をsmbではなくてafpにする(ただし、起動ディスクがHFS+でフォーマットされている必要あり)。smbは問題多すぎる。
- ネットワークユーザログイン時に日本語入力がフリーズすることの対処
- ネットワークユーザとしてログインしてmacを利用していると、頻繁にレインボーカーソルが出てFinderが操作不能になることが起きる。アクティビビティモニタで確認すると、「日本語入力プログラム」が応答なしになっていることが多い。また、その際、メニューバーの日本語入力のアイコンをクリックした際に「日本語」の下が「.....」のようになっていて、日本語入力できない感じである。
- 「日本語入力プログラム」を再起動すれば一時的に復活するが、そのうちまた同じ症状になり、使い物にならない。
- アップルの「日本語入力プログラム」を諦めて、Google日本語入力を使うことにすれば、解決しそうだが、なぜかネットワークユーザだと機能しない。(インストールして設定してもローマ字入力できない)
- どうも、日本語入力プログラムが連絡先(Addressbook)を参照しに行って、固まっている様子があったので、それらをキーワードにしてググったら、 https://groups.google.com/forum/#!topic/fj.sys.mac.os-x/j9hJCeQul3c に投稿を見つけた。各自のホームのLibrary/Application\ Support/AddressBook のフォルダ毎、アクセス禁止にしてしまうという荒技だが効果があるらしい。ということで、これを各ユーザにやらせるか、あらかじめ管理者がやっておく。
cd ~
chmod 000 Library/Application\ Support/AddressBook
sudo wfsctl share /Users
sudo wfsctl share /Public
sudo wfsctl start
- クライアント側からはhttpsで接続可能
- 外部からも接続可能にするには,ルータの設定でhttpsのポートをポートフォワード(NAPT)しておく必要がある.
フリーウェアツールのインストール
Stuffit Expanderのインストール
- App Storeからダウンロードしてインストール.
CotEditor
- App Storeから最新バージョンをダウンロードしてインストール.