「MacOSクライアント(OS 10.14)」の版間の差分

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*Homebrewをインストール
*Homebrewをインストール
**インストール
  /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
  ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
途中でgccなどをコマンドラインからも使用できるようにするためのCommandline Toolsのインストールもされる.
途中でgccなどをコマンドラインからも使用できるようにするためのCommandline Toolsのインストールを促されるので従う.
 
ちなみにuninstallは
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/uninstall)"


*brew doctorでチェック
*brew doctorでチェック
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== フリーウェアツールのインストール ==
== フリーウェアツールのインストール ==
=== Stuffit Expanderのインストール ===
=== Stuffit Expander 16のインストール ===
*App Storeからダウンロードしてインストール.
*App Storeからダウンロードしてインストール.


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=== Gnu Octave関係 ===
=== Gnu Octave関係 ===


http://wiki.octave.org/Octave_for_MacOS_X を参考にして,Homebrewでインストールする.ただし,ほかのインストラーが作った/usr/local/etc/や/usr/local/libに書き込み権限がなくてエラーになることがある。その時は以下のようにオーナーとパミッションを変更する。(クリーンインストールでこれらのフォルダがないときは不要)
http://wiki.octave.org/Octave_for_MacOS_X を参考にして,Homebrewでインストールする.
*Homebrewはadminグループに属すadministratorアカウントで作業するので、これらのディレクトリに書き込めるように、パミッションとオーナグループを以下のよう変更する。
sudo chmod g+w /usr/local/etc/
sudo chmod g+w /usr/local/lib/
sudo chown :admin /usr/local/etc/
sudo chown :admin /usr/local/lib/


その上で,以下の手順でoctaveをインストールする.
  brew update
brew tap homebrew/science
  brew install octave
  brew update && brew upgrade
  brew install octave --with-docs
なお,Javaがないと怒られるときは,指示に従って
brew install Caskroom/cask/java
でインストール.


途中でリンカldがエラーを出すことがある.brew doctorでwarningとなるいらなそうなライブラリファイルなどを削除するとエラーがでなくなった.
octavercを編集する.
 
  sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc
あと,途中で
で開いて以下を追記.
brew link --overwrite フォーミュラ名
setenv('GNUTERM','qt')
が何度か必要になるかもしれない.
graphics_toolkit("gnuplot")
 
Xcode5の環境だと,octaveのインストール途中でtbbのインストールでエラーとなることがある.その場合,tbbだけを
brew install tbb --env=std
でインストールしてから,octaveをインストールしなおせばよい.(参考 https://github.com/mxcl/homebrew/issues/22545)
 
インストール後実行すると以下のエラーが出る場合,
  dyld: Library not loaded: /usr/local/lib/gcc/5/libgfortran.3.dylib
  Referenced from: /usr/local/Cellar/octave/4.0.0_1/bin/octave-cli-4.0.0
  Reason: image not found
 
gccをlinkしなおす.
  brew link gcc


以下のようにする必要があるかも
brew unlink gfortran
brew link --overwrite gcc
*Packageのインストール
*Packageのインストール
**Octaveを起動して作業を行う.
Octaveを起動して作業を行う.
controlとsignalのパッケージをインストールする.
controlとsignalのパッケージをインストールする.
**ユーザ全員が使う,Octave Forge repositoryからダウンロード,以下のようなコマンドでインストールする.
ユーザ全員が使う,Octave Forge repositoryからダウンロード,以下のようなコマンドでインストールする.
  pkg install -global -forge control
  pkg install -global -forge control
しばらく応答無くてもじっと待つこと.optiPIDに関してワーニングがでるかも.なお,error: urlwrite: unable to open file とでてインストール出来ない場合は,Macを一度再起動するとできるようになった(謎).
**signalをインストールするために,まず,
  pkg install -global -forge general
  pkg install -global -forge general
  pkg install -global -forge specfun
  pkg install -global -forge specfun
をいれて,そのあと,
  pkg install -global -forge signal
  pkg install -global -forge -auto signal
でインストール.なんかワーニングがでるかも.
でインストール.なんかワーニングがでるかも.
*octave起動時にパッケージを自動ロードするよう設定
octave起動時にパッケージを自動ロードするよう設定する.一旦octaveをexitして,ターミナルでoctavercを編集する.
  sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc
  sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc
でoctavercを編集して,
で開いて,
  pkg load control
  cellfun (@(x) pkg ("load", x.name), pkg ("list"));
pkg load general
pkg load signal
pkg load specfun
を追記
を追記


**例えば次のコマンドでボード線図が表示されるか確認する.
例えば次のコマンドでボード線図が表示されるか確認する.
  bode(tf([1],[1 1 1]))
  bode(tf([1],[1 1 1]))
**以下のエラーが出てoctaveが落ちる場合、
warning: could not match any font: *-normal-normal-10
warning: ft_render: unable to load appropriate font
octavercを開き、
sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc
以下を追記する。
setenv ("FONTCONFIG_PATH", "/opt/X11/lib/X11/fontconfig")


=== TeX関係 ===
=== TeX関係 ===
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*ミラーサイトからMacTeX.pkgをダウンロード
*ミラーサイトからMacTeX.pkgをダウンロード
*MacTeX.pkgをダブルクリックしてカスタマイズなしでインストール。ただし、GhostscriptとConvert(ImageMagik)はカスタマイズで外しておいて、別途Homebrewでインストールしたほうがいいかも。MacTeXのインストラーは/usr/local/etcと/usr/local/libをroot:wheelオーナで作成してしまうので、Homebrew(administrator:admin)でのパッケージのインストールに不都合がでることがある。
*MacTeX.pkgをダブルクリックしてカスタマイズなしでインストール。ただし、GhostscriptとConvert(ImageMagik)はカスタマイズで外しておいて、別途Homebrewでインストールしたほうがいいかも。MacTeXのインストラーは/usr/local/etcと/usr/local/libをroot:wheelオーナで作成してしまうので、Homebrew(administrator:admin)でのパッケージのインストールに不都合がでることがある。
**pathに/usr/texbinが追加される.
*ApplicationsフォルダのTeXフォルダにTeXShop,LaTeXitなどがインストールされる.Applecationsフォルダにすでにインストールされているものがあったら,捨てておく.
**古いTeX関連のコマンドが,/usr/local/binに残っていると,それが優先されてしまう./usr/local/binから消すか,/usr/texbinのほうが優先されるようにpath設定を変えるかする必要がある.
**ApplicationsフォルダのTeXフォルダにTeXShop,LaTeXitなどがインストールされる.Applecationsフォルダにすでにインストールされているものがあったら,捨てておく.


*ApplicationsフォルダのTeXフォルダのTeX Live Utility.appで更新してもよいが,ターミナルで
*ApplicationsフォルダのTeXフォルダのTeX Live Utility.appで更新してもよいが,ターミナルで
  sudo tlmgr update --self --all
  sudo tlmgr update --self --all
でアップデートでもよい。
でアップデートでもよい。
*texmf.cnfにextractbbの追加
sudo emacs /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnf
とエディタを開き,
shell_escape_commands = \
bibtex,bibtex8,bibtexu,pbibtex,upbibtex,biber,\
kpsewhich,\
makeindex,mendex,texindy,\
mpost,pmpost,\
repstopdf,epspdf,extractbb,\
をペーストして保存して終了.


*漢字コード変換のためにnkfをインストール.
*漢字コード変換のためにnkfをインストール.


**nkfをインストール
nkfをインストール
  brew install nkf
  brew install nkf
**/usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnfに以下を追記。ただし、この行の前後に空行がないとなぜか効かなかったので、1行ずつ隙間を入れること
/usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnfに以下を追記。ただし、この行の前後に空行がないとなぜか効かなかったので、1行ずつ隙間を入れること
   
   
  PTEX_IN_FILTER = /usr/local/bin/nkf -w
  PTEX_IN_FILTER = /usr/local/bin/nkf -w
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とためす.
とためす.


**元のソースで\usepackage[dvipdfm]{graphicx}は\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}に変更する必要があった.
**SJISのソースファイルもそのままコンパイルできる.
**pdfファイルについては,.bbファイルを消去しても,勝手に.xbbファイルを作ってくれるはず.


*日本語フォントの埋め込み設定
*日本語フォントの埋め込み設定(必要なら)
High Sierraからヒラギノフォントの名前が変わったりして,TeXLive2017でもそのままでは埋め込みがうまくいかない.
https://texwiki.texjp.org/?ヒラギノフォント#macos-hiragino-setup
https://www.muskmelon.jp/?p=2013
を参考にして,設定する.
を参考にして,設定する.


176行目: 123行目:
*TeXShopの設定
*TeXShopの設定
**ApplicationsフォルダのTeXフォルダ内にTeXShopがインストールされている.必要に応じて最新版にアップデート
**ApplicationsフォルダのTeXフォルダ内にTeXShopがインストールされている.必要に応じて最新版にアップデート
**環境設定の「書類」で設定プロファイルを「pTeX(ptex2pdf)」に,エンコーディングを「Japanese(ShiftJIS \)」にする(本来はUTF-8で統一したほうがいいのかも.でもいままでのもあるのでSJISで).
**環境設定の「書類」で設定プロファイルとして「pTeX(ptex2pdf)」を選ぶ.


=== インターネット関係 ===
=== インターネット関係 ===
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=== OmniGraffle Professionalのインストール ===
=== OmniGraffle Professionalのインストール → macOS 10.14では起動せず===
*研究室でOmniGraffle Professional Ver.5のライセンスを購入してある.
*研究室で購入してあるOmniGraffle Professional のバージョンはVer.5で,さすがにmacOS 10.14ではクラッシュして起動しなくなったので,あきらめ.研究室標準のドローツールは別途検討する.
*Omni Gruopのwebサイト[[http://www.omnigroup.com:http://www.omnigroup.com]]からOmniGraffle Professional Ver.5をダウンロードしてインストール。
*起動して、OmniGraffle Proメニューの「ライセンス...」で、ライセンスコード(緑色のファイルにあり)を、種類として「コンピュータ」を選んで入力する.なお,種類のプルダウンメニューが「個人」のままで選択できないことがある.その場合は,システム(Macintosh HD)直下の,「ライブラリ」フォルダの中の「Application Support」フォルダ内に,「Omni Group」という名前のフォルダをつくり,必要ならアクセス権を変更するとよい.


=== iWorkのインストール ===
=== iWorkのインストール ===
*PagesとKeynote, Numbersのインストール
*PagesとKeynote, Numbersのインストール
初回起動時にAppleIDへの紐付けを要求されたら受け入れる.
初回起動時にAppleIDへの紐付けを要求されたら受け入れる.
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